院長ブログ
歯周病の患者様の治療をはじめ、院長の清水が日々行っている診療内容の水準を理解していただくための情報開示の場
次亜塩素酸と歯周病
先日、ある患者さんから次亜塩素酸は歯周病に効くのですかと質問されました。
知り合いの方から奨められたそうでうがい薬として使うと歯周病が治ると言われたそうです。
そのような話は他でも聞いたことがあったのでずいぶんと広がっているものだと驚きました。
次亜塩素酸は、ハイター等の漂白剤としても使われる薬剤で歯科では歯の中の消毒をするのに用いられています。
それでは、歯周病の患者さんに用いることができるのでしょうか? 一部の歯科医が推奨しているようですが、私、ならびに日本歯周病学会はその効果はないと考えています。もちろんアメリカ歯周病学会が認めるわけはありません。
理由は、次亜塩素酸は、タンパク質を凝固させることでその消毒作用を発揮するのですが、もちろん、それは歯肉自体へも作用します。ですので、歯肉自体が傷害を受けるからです。
また、仮に一瞬歯周病原菌が消えたとしても、歯周病菌は、すぐにまたもとのように戻って来てしまうからです。
うがいだけで歯周病が治るとかいままでにない優れた治療とかと宣伝する業者、マスコミ、さらにはそれを後押しする歯科医のうたい文句に惑わされないようにしていただきたいものです。









