院長ブログ

歯周病の患者様の治療をはじめ、院長の清水が日々行っている診療内容の水準を理解していただくための情報開示の場

皆様よいお年を

本日12/26(土)、年内最終診療日になります。

また、年始の診療は、1/4(月)9時30分からとなります。

2009年は、いろいろとありましたが非常に充実した年でした。
来る2010年は、さらにいろいろなことにチャレンジしていきたいものです。
それでは、皆様、良いお年をお年をお迎えください。

歯周病専門医 東京

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GBR 骨誘導再生術 2

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GBRの症例です。歯を喪失した場所は、その後、元と比べて半分近く吸収してなくなると報告されていますが、そうなると、骨量が減り、インプラントが埋入できなくなります。そういった時に骨量を増やすために行うのがGBRです。写真は、実際の例ですが、最終的に2mm以上の骨によってインプラントが取り囲まれているのがおわかりになると思います。

インプラント治療の成否は、いかに長期間持つことかともいえますが、長期間に渡る安定性を保つために重要なことは、やはり骨量です。

インプラント治療は決して、安価な治療法ではありませんので、相応の期間機能してくれないと患者様の期待を大きく裏切ることになるかもしれません。また、歯科医師にとっても長期に良い治療結果が続くことが何よりの幸福でしょう。

歯科医師、患者様双方願いは、共通でしょうからそのために必要なことがあれば、お互いにコミュニケーションをとって納得のいく治療を行いたいものです。

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結合組織移植術2(根面被覆)

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結合組織移植術による根面被覆の症例です。患者様は、歯磨き時、飲食時の歯根面の知覚過敏に悩まされ、来院しました。治療前の写真を見ると、歯肉が下がり、歯の根っこの表面が露出しています。
現在の症状の改善と将来起こりうるさらなる歯根面の露出の防止のため、結合組織移植術による根面被覆を行いました。
患者様は、治療前ためらっておりましたが、永続的な安定を保つために必要であることをお話させていただくと納得して頂きました。術後は、露出根面が歯肉によって被われ、もとのあるべき姿に戻りましたので、知覚過敏もなくなりました。以前のような快適な生活を送ることができるようになったと患者様も喜んでいます。

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お酒と歯周病

 毎年、年末のこの時期は、酒量が増えるものですがお酒は、歯周病と関係があるのでしょうか。 


 統計学的には、お酒を飲む人は、飲まない人と比べて歯周病のなりやすいという研究があります。それでは、なぜなりやすいのでしょうか。

 まず、細菌学的に見ると、歯周病菌は一般にタンパク質が好きな菌なので、例えば虫歯菌のように糖分が好きな菌なら、お酒を飲むことで菌が活性化するのですが、そうでもないようです。

 次に、免疫学的に見ると、飲酒による肝機能の悪化による免疫機能の低下は、もちろん歯周病の悪化に関係すると言えますが、そこまで肝機能が低下している人は、すくないでしょう。

 ということを考えると月並みですが、酔っぱらって歯磨きをしなくなることやつまみを食べ続けることなどが影響しているのでしょうか。歯磨きを怠らずに忘年会を楽しんでください。

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サイナスリフト(SOCKET LIFT) 2

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ソケットリフトの症例です。インターナルサイナスリフトとも呼ばれ、インプラント埋入に至って、上顎洞が近接していて、垂直的に骨量が足りない時に行います。
利点は、簡便に行えることですが、欠点は、シュナイダー膜を直視することができないので、手指感覚や音だけを頼りに術をすすめていかなければならないことです。仮に穿孔した場合の対応も難しいといえます。
また、複数埋入の時や骨量が大きく足りない時は、ラテラルウィンドウを使ったサイナスリフトの方が優位なのでその適応には、限界があるといえます。
しかしながら、術後の症状は、比較的楽なことが多いので患者様にとっては、いい治療法です。

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病気になる人とならない人

 世の中には、病気になりやすい人となりにくい人がいるのは、皆様ご存知の通りでございますが、その理由はなぜでしょうか。例として、かぜを挙げて考えてみることにします。

 先ず、総じて子供の方が大人より風邪を引き易いようなので、子供であること(年齢)が関係するのでしょうか。

 次に、風邪は、ウイルスにより引き起こされる感染症ですので、ウイルスがたくさんいるところにいること(病原菌)が関係するのでしょうか。

 さらには、上記に当てはまらない人は、どうでしょうか。いわゆる風邪をひきやすい人ですが、そういった方は、体質(免疫)に問題があるともいわれていますし、寒かったり、疲れたりするとさらに風邪を引き易くなるともいわれています。(後天的因子)
 
 風邪のことは、専門外のことなので、詳しくは、わかりませんが、この話は、歯周病の発生と近似しています。

 細菌(プラーク)による免疫応答は、先天的因子(人種等)、後天的因子(タバコ等)によって増悪され、症状が発生します。しかしながら、風邪と同じように、歯周病は、なりやすい人となりにくい人が存在します。その違いを、かっては、歯磨をしないから(細菌の問題)と単純に決めつけていたのですが、今のアメリカ歯周病学会は、免疫応答の違いによることが多いと捉え、将来的には、免疫療法の適用を視野にいれています。

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歯槽堤増大術と歯冠長延長術

初診時 ScreenSnapz0.jpg       治療終了時 ScreenSnapz1.jpg



  歯槽堤増大術と歯冠長延長術のコンビネーションの症例です。患者様は、一般歯科医師との連携により紹介されました。その先生からの依頼は、患者様の見栄えを出来るだけ良くしたいので歯肉の形態修正など歯周病専門医としてできるだけのことをして欲しいとのことでした。
 診査、診断の結果、歯槽堤増大術と歯冠長延長術を組み合わせた治療をしました。歯肉のラインや豊隆度を整えることができ、審美的な補綴修復物が制作できる状態になったところで患者様は、紹介元の先生の治療を開始することになります。

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正しい知識の伝達

 アメリカの新聞紙ニューヨークタイムズの健康欄に歯科治療の記事があります。内容は、その原稿を書いた記者が実際に体験したことに基づいていて、歯を治さなければならなくなった理由から始まり、実際に歯科医院に行って体験したこと、そしてどうやって適切な医院を見つけるのかまで、詳述しています。プロの目から見ても非常によく考察されていて、歯科知識のない他の読者へのメッセージとしては、偏見もなく良く出来ています。


 たまに日本の新聞紙にも同様に歯科治療に関しての記事が掲載されます。しかしながら、こちらは、残念ながら、ある特定の歯科医師によってのみ推奨されている治療法が、何の検証もなく、掲載されていることがあります。場合によっては、科学的に効果の実証されていない民間療法まがいの治療法が大新聞紙面に掲載されることもありました。 

 前述のアメリカでの記事の中では、一般的にインプラント治療は、歯周病専門医によってなされるべきであると記載されています。すべての歯をクリーニングしてきれいな状態にしてからインプラント治療するのがよいと記載されているのも特筆すべきことです。また、学会によって認められた歯科医師による施術を推奨しているのも興味深いです。

 このように公式な学会としての意見を記事に反映していることは、歯科知識のない一般読者へのメッセージとしては、公正であるといえるでしょう。

 ご興味の在る方は、この記事をクリックしてください。
 

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歯周病と歯の形

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歯周病は、歯周病原菌による感染症です。ですので、病原菌を取り除けば、治るのですが、そう簡単にいくものではないのが現実です。歯ブラシがあたらない場所があることや薬液消毒の効果は、ごく短期間であること、また、抗生物質が効きにくいことなどによります。
この症例は、歯の形により、歯周病が悪化しているケースです。真ん中の歯に溝があるのがわかりますが、これは、Palato-gingival groove 口蓋ー歯肉溝という、生まれながら歯に形成された溝です。この溝に沿って歯周病原菌が生着し歯周病が発生します。問題は、この溝がかなり深くまで続くことです。写真を見ると歯肉の中深くまで、溝が続いているのがわかります。治療は、溝がなくなるようにバーを使って平坦化してしまうことによって行います。
こういった状況は、患者様がいくら歯磨きをがんばっても進行を抑制することはできないので歯科医による適切な診査、診断が必要になります。





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GBR 骨誘導再生術 (リッジスプリット)とインプラント

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リッジスプリットによるGBRとインプラント同時埋入の症例です。非常に骨が吸収していて(やせていて)、このままでは、インプラントを保持する骨の量が少なすぎる(写真上)ので、まず、リッジスプリットをするのと同時にインプラントを埋入してスプリットしたリッジの幅径を保ちました。6ヶ月の治癒期間を置き、治癒をまちました。

2次オペ時にFGGを行い、治癒が完成した状態です。(写真 下) 難しいオペでしたが、患者様は、あきらめかけていたインプラント治療が成功して非常に喜んでいました。

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