院長ブログ

歯周病の患者様の治療をはじめ、院長の清水が日々行っている診療内容の水準を理解していただくための情報開示の場

GBR (ブロックグラフト)


1.JPG2.JPG3.JPG
GBRの症例です。術前に骨の不足が認められた(写真左上)ので、先にGBRをして骨量を増やした後にインプラントを埋入しました。GBRを行うにあたって骨補填材の選択を行う必要がありますが、このケースでは、患者様がご自身の骨を使用することを望まれたので、下顎枝より、骨ブロックを採取し、使用しました。(写真右上)
4ヶ月後に十分な骨量が得られましたのでワイドインプラントを埋入しました。


歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

エムドゲインと非外科処置

 アメリカ歯周病学会誌の2009年9月号に非外科処置(SCとSRPのみ)を行った後にエムドゲインをポケットに注入すると歯周組織が再生したという論文がありました。

 対照群がなくケースレポートであることから、論文の学術的な信憑性レベルは高くはありませんが、その可能性に目を向けると興味がありました。
 根面や軟組織のデブライドメンドの精度が再生療法の鍵になるので、現在の外科的術式がゴールドスタンダードなのは、異論がないのですが、もし、フラップを開けることなく治療が完了することができれば患者様のメリットは、大きいでしょう。
 このように、術者にとっても、患者様にとっても受け入れ易い治療法を確立していくことが大事なのは、重々承知しておりますが、それと同時に安易な方法に検証なしに流れていってしまうのは、慎まなければならないでしょう。それが医療従事者としての責任ではないでしょうか。

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

GBR 骨誘導再生術 とインプラント

ScreenSnapz.jpgScreenSnapz1.jpgScreenSnapz3.jpg

ScreenSnapz2.jpg

GBRとインプラントの症例です。(写真左上)左下4番が外部吸収をおこしていたので残念ながら保存不可能と診断されたので抜歯と同時に左下4、5番にGBRを行いました。6ヶ月後の写真(右上)で、同部に十分な骨量が確保されたので、インプラントを埋入しました。(写真下)
このケースでは、近遠心的な幅径が限られていたのでナローインプラントを使用しました。

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

前歯部インプラント

  ScreenSnapz1.jpg     ScreenSnapz2.jpgScreenSnapz.jpg      089.JPG


前歯部インプラント症例です。 神奈川県金沢八景にあるリョウジ歯科で同院長宮本亮二先生とのチームアプローチで治療した症例です。上顎前歯部の欠損を直す為にインプラント治療を選択されました。残存骨量が不足していたので、GBRとCTGを行い,審美的かつ機能的なインプラント治療を行いました。患者様も非常に満足しています。



歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

結合組織移植術(Connective tissue graft)

ScreenSnapz1.jpg          

ScreenSnapz.jpg
結合組織移植術による根面被覆の治療例です。右上3、4番に歯肉退縮が認められます。(写真左) 歯肉退縮による知覚過敏もあるので根本的な治療が必要なため結合組織移植術と歯肉弁歯冠側移動術を行いました。結果、歯肉退縮によって生じた露出根面を完全に被うことができ、知覚過敏もなくなりました。

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

歯冠長延長術(crown lengthenings )

ScreenSnapz.jpg    

ScreenSnapz1.jpg

歯冠長延長術の例です。左上7番の近心に歯肉縁下カリエスが認められました。(写真左)
このままでは、修復できないので、歯冠長延長術を行い歯肉縁下カリエスを縁上に位置するように試みました。全層弁フラップを形成し、遠心部は、distal wedge にて形成し、近心カリエスの位置から生物学幅径に必要なOstectomyを行いました。その後その位置からpositve architectureを形成するように歯牙全周に再度Ostectomyを行い、その後、apical position にフラップを縫合固定しました。術後4週にて、十分な量の縁上歯質が認められます。(写真右)
歯冠長延長術は、縁下カリエス、歯冠破折等の治療に用いられると同時に歯肉のラインを揃えたり、歯の長さを調整するといった審美的な治療にも用いられます。歯周外科の基本的な術式ですが、診査、診断、施術といろいろな面で細かい配慮のいる治療方法です。

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

再生療法 (根分岐部病変)

2.jpgScreenSnapz.jpg

3.jpg

再生療法の治療例です。左下7番にSRP後も残存する炎症症状が認められました。左下7番は、2度の根分岐部病変、深い歯周ポケットが存在したため、再生療法が行われました。
廓清後、深い骨縁下欠損が認められたので(写真左上)、エムドゲインと骨補填材を混和し、骨欠損部に充填した後、非吸収性膜で覆い、縫合しました。6週間後、非吸収性膜を取り除いた場所には、幼弱肉芽組織が認められ(写真右上)、骨欠損部を埋めています。1年後にプローブによる診査を試みたところ、根分岐部は、骨様硬でプロービングをしても出血は認められなく、非常に安定しています。


歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

Science and Art

 あまり耳慣れない言葉ではありますが、アメリカでは、歯科医学は、Science とArtであると言われています。また歯科だけでなく、医学もこのように表現されています。


 一般的な日本語訳にしてしまうと科学と芸術になるのでその解釈を間違って捉えてしまいます。ここでいうScience は、自然界に存在する現象を不変的なものと考えその仕組みを理解するという意味で、いわゆる研究や学問などを表しています。ですので医学は、Scienceであると捉えるのは、容易に理解していただけます。

 それでは、なぜScience and Artなのでしょうか。ここで使われているArtは、絵画や彫刻などの芸術を意味するのではなく、もっと根源的な意味として使われています。 つまり、多様性がある現象に対処するためにヒトが創造する行為、技術をArtと呼んでいます。

 具体的にいえば、Science(学問)として、歯周病の原因を研究したり、各種治療法の優劣を学ぶことと同じぐらい、Artとして、実際の患者様に向き合い、その患者様が個別に持つ問題点を臨機応変に解決していくことが大事であるということです。

 歯科医師は、科学者であると同時に治療者ですので、このScience と Art のバランスを常に保っていきたいものです。

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

遊離歯肉移植術 (Free Gingival Graft)

ScreenSnapz1.jpg       ScreenSnapz.jpg


遊離歯肉移植術(Free gingival graft)の症例です。 右下5番の頬側部に角化歯肉が不足しており(写真左)、清掃性の改善と歯肉退縮の抑制のために遊離歯肉移植術術を行いました。同部に部分層弁を形成後、右側口蓋より、移植片を採取し、縫合固定しました。術後は、十分な角化歯肉が認められます。(写真右)。
角化歯肉の必要性は、諸処に論ぜられていますが、文献的には、歯周病治療、予防に関して、特に必要性が高いとはいえないといえます。ですので、この治療法を適用する頻度はあまり高くないのですが、個々の患者様が持つ局部的な問題(解剖学的なものや衛生的なもの等)によって病変が認められる場合には、未だ、有効な方法であるといえます。

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

サイナスリフト(SOCKET LIFT)

P1020296.JPGP1020294.JPG


サイナスリフト(Socket lift) の症例です。右上7番は、歯根破折によって抜歯になりました。半年後に、インプラントを埋入するためのオペが行われましたが、インプラントを支える残存歯槽骨長が測定の結果、7mmと短いので(写真左)、サイナスリフトを行いました。インプラントホール形成後、上顎洞粘膜を4mm挙上し、インプラントを埋入しました。(写真右)ソケットリフトは、簡便な方法で上顎洞粘膜を挙げ、骨形成を行うことができる反面、盲目下で手の感触や音の変化を頼りに行う為、確実性がlateral window法より劣っています。また、複数のインプラントを埋入する場合は、やはり、lateral window法がより早く術を終了することができるのでより適応となるでしょう。

 

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

矯正的挺出と健全歯質の確保

ScreenSnapz1.jpgScreenSnapz2.jpg

ScreenSnapz3.jpgScreenSnapz4.jpg

メタルコアが歯肉縁下深く設定されていて(写真左上)、Biological Width を侵害しているケースです。このような場合、歯肉の炎症が続きますので(写真右上)、矯正治療によって当該歯を挺出させた後(写真左下)、クラウンレングスニングスをして健全歯質を露出させ、正常なBiological Width を確保することが必要になります。
こうして、歯周組織の健康を回復した後、クラウンを制作、装着することで、機能的にも審美的にも安定した治療が完結することになります。(写真右下)


歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

サイナスリフト (Lateral window)

ScreenSnapz1.jpg    

ScreenSnapz.jpg   ScreenSnapz2.jpg

サイナスリフトの症例です。初診時、右上6番の自発痛を訴え、診査の結果、エンドによるパーフォレーシンが認められました。同歯は、保存不可能と診断され、その後にインプラント治療を行うことになりました。
同部位にインプラント治療を行う上で問題になるのは、骨量でした。上顎洞が近接しているため、インプラントを保持するのに足る十分な骨量がなかった(写真左)ため、上顎洞粘膜を挙上し、その部分に骨を作る処置、サイナスリフトが計画されました。上顎骨頬側に直径6mmほどのlateral windowを作り、洞粘膜を挙上し、骨移植材を充填しました。10ヶ月後、同部位に十分な骨量が確認されたので(写真中央)インプラントを2本埋入しました。

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

歯周外科 apical positioning flap surgery

DSC_0208.JPGDSC_0044kai.jpg


歯周外科の一つの術式であるapical positioning flap surgery (歯肉弁根先側移動術)の治療例です。術前(写真左)、大臼歯部では、深さ7−8mmのプロービングデプスがあり、同部には強い炎症反応がSRP後にも残りました。歯周ポケットを浅くするため、また、骨形態の修正の必要性、残存歯石の疑いのために同、手術を行いました。
術後1年経っても(写真右)、同部には、炎症症状は、見当たらないので非常に良くコントロールされています。
同手術の適応は、私の最近の臨床では、その頻度は、減少傾向にありますが、基本的な歯周外科術の一つであることには、異論は、ありません。今後ともより長く安定した状態で推移することを切に願っております。

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

休診日変更について

通常、水曜日は、休日ですが、10/8(木)に当院衛生士の研修が行われるため、10/8(木)は、休診とさせていただき、代わりに10/7(水)は、通常通り診療を行いますのでご了承お願い申し上げます。


研修内容は、歯周病治療で最も基本的でかつ重要な手技ーSRP(スケーリングルートプレーニング)ーに関するハンズオンセミナーで、さらなるレベルアップ目指します。

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

ソケットプリザベーションと結合組織移植術を応用したインプラント

10/4/2009 ()に船越歯周病研修会OB会関東支部例会にて、審美的なインプラント治療に関する講演を行いました。簡便なGBRであるソケットプリザベーションと結合組織移植術を応用して、日本人特有の治療上の難しさにフォーカスを当てた内容に構成しました。

 

ソケットプリザベーションは、体に負担が少なく成功率も高い術式ですが、反面、治療終了までの期間が長くなる欠点があります。その他、今日、様々な治療法が先人達の努力で考案されてきましたが、同様に利点と欠点が存在するのは、当然のことです。

 

ですので、実際に治療にあたる臨床医としては、いろいろな治療術式の利点、欠点を十分に理解した上で様々に異なった患者様の状況に合った最適なアプローチを選んで日々の臨床に望むべきであることをここで改めて強調させていただきます。

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

GBR 骨誘導再生術

DSC_0080.JPGDSC_0047.JPG


先日、右上1番(前歯)にインプラントを埋入したケースです。患者様は、同部の治療としてインプラント治療を希望されましたが、同部には、インプラントを保持するに足る十分な骨の量が存在しませんでした。(写真左)
そのために、インプラント埋入に先立って、GBR(骨再生誘導術)を行いました。骨再生の場を確保するためにチタン強化型非吸収性メンブレンによって隔離されたスペースを作り、その中に骨補填材を埋め込み、治癒を待ちました。6ヶ月後には、十分な量の骨再生が確認されたので、インプラント埋入手術を行いました。
インプラント治療の成功の鍵をにぎるのは、そのまわりを取り囲む豊富な骨が不可欠です。
しかしながら、一般的に、インプラント治療が必要な患者様は、骨の量が不足しています。
よって、美しくかつ長期間安定した治療結果を得るためには、このGBR(骨誘導再生術)の適用が不可避になります。

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

歯周組織再生療法(エムドゲイン)

P1020240.JPGP1020238.JPG
本日、6ヶ月前に再生療法を行った患者様が来院されました。 初診時には、プロービングデプスが10mm以上あった左下7番の遠心部(写真左)に歯周組織再生療法を行いました。エムドゲインとそのcareerとして骨補填材を骨欠損部に充填して治癒を待ちました。再生療法の成功の鍵は、患者様のブラッシングにあるといわれています。本症例の患者様は、非常にモチベーションが高くきれいにブラッシングをしてくださったので、術後の経過も良好でした。

本日確認したレントゲン(写真右)に再生した骨が認められました。まずは、一安心です。その後、衛生士と今後の対応に関して意見交換をするとともに、患者様に丁寧なブラッシングと定期的な来院をお願いして、診察は終了しました。今後とも引き続き経過を観察していきます。


歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

アメリカ歯周病専門医

 初めまして、清水です。

この度、患者様、歯科関係者のご要望を受け、ホームページ開設ならびにブログを開始しました。
 私は、アメリカ歯周病学ボード認定歯周病専門医として科学的根拠に基づいた歯周病、インプラント治療を実践しております。
 今後、自身の治療ならびにアメリカ歯周病学会の発信するトピック、または当医院情報等をブログ記事にして行くつもりですので宜しくお願いします。

歯周病専門医 東京

このページの先頭へ

 

軽度から重度まであらゆる歯周病に対応することができます。歯周病でお悩みの方はいつでもお気軽にご連絡下さい。


↓ 診療時間外はこちら ↓

相談フォームへ